シィヨウ

 ケルディオン大陸東部、ミナディウムの南方、アニムズの西側と両者挟まれた場所に存在する大国がこのシィヨウです。正確には一個の国ではなく、国土の中心に存在する荒野と山岳地帯を境界に西部の砂漠の側までをシィヨウが治め、東部はある程度の規模を持ったギルドや郷士によって共同統治されています。  西はルッツォルド砂漠に接し、国の北は山岳に隔たれています。また南側は太江と呼ばれる大河が走っており、後述の理由から荒野は呪われた場所とされまともな人間では行き来できないため、通常はこの川を渡り迂回することで東西の行き来を行います。(それでもかなり困難な道のりのため滅多に人の行き来は生じません)  魔法文明時代よりこの国は魔法王の力に頼らず、独自の技術と文化を保持しながら現在の領土以上に国土を広げ、大陸東部のかなりの部分を支配していました。  しかしある魔法王により生み出された魔界より繋がりし大穴、現在のミナディウムの首都に存在する“奈落”より現れた魔神王達により国は壊滅の危機に陥りました。  しかしかつてのシィヨウの人々は諦めず戦い続けました。人々は神々や仙人と呼ばれる超越者達、あるいは星の海からやってきた者達の力を借り数々の魔剣をシィヨウに生み出したのです。この力により魔神王達を討ち滅ぼすことに成功、彼らは現在でも残っているそれらの魔剣を“魔械”と呼び、各地で然るべき時のために封印と管理を行なっています。(これらの呼称は特に東側で顕著で、西側では魔剣はごく普通に魔剣と呼称されることが一般的です)  しかしその代償は大きく、当時の国土のかなりの部分を失い、魔神達の呪いにより国土に魔界と同等の瘴気を漂わせ、魔神が住みつく領域を生み出し東西に分断されてしまいました。その場所は魔業之地(まごうのち)と現地では呼ばれ、常人では入ることすら叶わぬ魔境と化しています。 シィヨウ語:複雑な象意文字とそれに応じた複雑な発音によって構成された言語。文法自体はそこまで難しいものでもないので、発音さえ覚えれば比較的習得は容易。

人物

“天帝”ウー・ズィティア(人間/女/21歳)

「妾、もしかして結構怖いと思われておる?やっぱり?いめーじ戦略練り直さないとダメか?えっ暗殺?知らん知らんなにそれ……妾やるときは外堀埋めて正面から処罰するが……?」
 シィヨウの現皇帝にして歴代唯一の女性の皇帝がウー・ズィティアです。
 皇帝としての手腕は外交や経済においても辣腕を振るい、国民のことをよく思いやった政策を打ち出し国力を増大させ続けています。
 また、国内でも随一と呼ばれるほどの美貌から民衆に対する求心力は歴代皇帝でも屈指であるとすら言われています。
 基本的に常に笑顔を絶やさず、人当たりもいいと一見穏やかな人物に見えます。
 しかし、こと政治においては蠱毒とすら称されるシィヨウ王宮の権力闘争をなんの後ろ盾もない庶民出身の前皇帝の側室から成り上がった彼女は、時に恐ろしい冷酷さや苛烈さを発揮します。
 噂では前皇帝が若くして死去したのも彼女が暗殺したからではないかという噂もありますが、確かではありません。
 もしたとえそうであっても、かつてから中央集権的なものだったシィヨウの政治体制をより強化し彼女に権力を集中させ、より盤石な基盤を築いた現在では誰もそのことを問おうとする者はいません。

流派

テイロン流気功術

入門条件:名誉点50
 魔法文明時代、シィヨウにて練技と武術を極め“至仙”と称された伝説の武術家テイロンが生み出した技術、それがテイロン流気功術です。~特殊な呼吸から生み出される生命エネルギーによって身体能力を強化するエンハンサー技能(当時シィヨウでは仙道と呼ばれていました)の基本をより突き詰め、呼吸から生み出されるエネルギーを身体の変化ではなくそのまま用いる事でより広範囲に応用を効かせた技術です。~しかし生命エネルギーそのもの、これをこの流派では氣と称しますが、氣のみを操るのは相当な達人でなければ不可能だったため、テイロンは仙道そのものと共に国中の武術家達に広めました。現在ではシィヨウの武術家でこの流派を用いない者はいない程、人口に膾炙されています。

▼テイロン流気功術の秘伝と装備

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