ルッツォルド砂漠より東に位置する地方です。その立地から、パルティニアによる侵攻をあまり受けずに済んでいます。
パルティニアの東方侵攻を妨げる砂漠です。古代魔法文明時代、この地を支配していた魔法王がとある大規模な魔法の行使に失敗したことによって一帯からマナが消滅。今現在においてもマナの枯渇した不毛の地となっています。
大破局の際に発見され知られるようになった黒い液体です。ルッツォルド砂漠で産出されており、この地に住まう者たちはこれの上澄み液を「勇者の証明」として飲用しています。
魔香水以上にマナを多く蓄えていることから、ルッツォルド砂漠から消えたマナの行き先ではないかと言われており、またこれの有効な活用方法を考える研究者もいます。しかし、広大で厳しい環境であるルッツォルド砂漠でのみ採れるものであるため、研究は思うように進んでいません。