魔動機文明時代、未開拓地を踏破するために作られた巨大陸上踏破船【キャラバン】シリーズの現代に残った数少ない一隻。
全長150m 全幅57m 全高30m 最大収容人数200人、レッサードラゴンの攻撃を想定した堅牢な装甲とバリア装置を持ち、6輪のタイヤにより悪路走破性も高く、最大航行速度250km/h、ある程度の水上航行も可能、と現代では作成不可能な高性能を誇るが、一切の武装を搭載していないため直接戦闘は基本的に出来ない。また、内部にレール上にも乗り、魔導列車としても運用できる魔導トラックを一台格納している。
動力は大気中のマナを高効率で変換、貯蔵し駆動する4基の大型魔動ジェネレーター、発掘後に増設された魔動列車に積まれたものと同様の屑魔晶石をエネルギーに駆動する予備動力を備える。
艦長。
「……船長が認めたなら、文句をいう権利はないか。足を引っ張ってくれるなよ」
真紅隊のリーダーで、軽戦士。エリート気質の偏屈な女性で、誰に対しても当たりがきつい。
「力を求めるならば、目的を強く持つことだ。期待してるぞ、新入り」
散華隊のリーダーで、錬金術師。故郷がフェンザードに焼かれた過去を持ち、静かだが決して消えぬ焔のような男。
「よろしく。やっぱり花を褒められると照れるね~」
衝撃隊のリーダーで、妖精楽師。リーダー3人の中では唯一冗談が通じるタイプだが、マイペースがスローペースな上謎めいている。
プレイヤーチーム。各自自己紹介をどうぞ。
「本とか教書とかで学んだことを、こうして実際に目にするとちょっと感動しますよね」
冒険者になった理由:跡継ぎでありながら家出した姉を探しに、というのは口実で、自分も家出したかっただけである。でも姉に会いたい気持ちもある。
閉鎖的な貴族社会で育ったので、常識的ではあるがその常識がたまに若干ズレている。
PLよりひとこと:豆知識を語る体で他人のシナリオに勝手に設定を盛っていきたい。
名深領出身、ライフォス信徒の家に生まれた"祝福された娘"。幼い頃から神殿の活動に参加させられ、敬虔なライフォス神官として世の為人の為に役立つよう期待されて育てられた。
しかし周囲の期待と努力も虚しく、神がフェリアに語りかけることはなかった。その一方、本人が興味を抱いたのは操霊術であり、神殿とはまた別に師を得て学んでいた。このことを快く思わない者もいたが、両親はそれも1つのやり方だろうと認めていた。
モラトリアムは長く続かない。成人した彼女に突きつけられたのは、突然の旅立ちであった。「大人になったのだから、一人立ちして世の人々のお役に立って来なさい」と言って持たされたマギステルへの飛空船の片道切符を手に、フェリアの冒険者人生は始まったのであった。
「逃げも隠れもするが嘘は言わねえ、ナグ・ドレドだ。よろしくな!」
明るく社交的、協調性も十分、ただし頭は少し弱い。ナグ・ドレドはそんな親しみやすいリルドラケンの少年ですが、その過去は一人の少年に背負わせるにはあまりにも重いものです。運命はいつもこちらが準備するよりも前にやってきます。故郷を滅ぼされた彼は、かつての友人との約束を守るため、冒険者となりました。多くの仲間に囲まれ(女性の比率が多いせいで、多少気後れしてはいますが)、今彼の人生は充実しています。しかし彼はまだ知りません、悲惨な運命が、再び彼を待ち受けていることを。
「ボクは生きるよ。ボクの望む未来を」
ラーリス・クライメイトは、"無慙楽土"ミナディウム出身の少女です。彼女は14歳の頃、貧しい暮らしから家族を養うため、魔法使いである弟と共に、両親の元を離れて冒険者になりました。結果として弟とは進む道を違えましたが、現在でも彼女は家族を想い、その全てを愛しています。実際、彼女は今でも両親からの唯一の贈り物であるぬいぐるみを大切に持ち歩いているようです。