#author("2020-02-11T22:18:25+09:00","","") #author("2020-02-11T23:05:48+09:00","","") * コラム:ラマイア鉱山の地下魔域 [#z74dccd8] RIGHT:'''――魔動機文明時代・マギステル特務調査機関報告書より'''~ LEFT:~ ''管理識別番号:''PJ-082~ ''脅威度:''測定不能~ ~ ''用法・対処:''PJ-082は移動できない性質のため、PJ-082の存在する鉱山の各入口を封鎖し、民間人の立ち入りを禁止してください。また、これの管理組織として近隣市街に"奈落の盾神"イーヴの神殿を設置することを推奨します。それ以上の対応は、現状において意義が確認されていません。~ ~ ''詳細:''PJ-082は地中に埋没している大規模な"奈落の魔域"です。その全容を確認することはできませんが、〈大悪魔の血晶盤〉による脅威度測定を試みたところ、測定不能なまでに肥大化していることが判明しました。~ ~ PJ-082はラマイア鉱山の坑道内で発見されました。PJ-082はラマイア鉱山において採掘を行っていた鉱夫によって発見され、監督者に報告されました。この時点での認識は「明かりで照らせない暗闇」程度のものであり、事業者が都市にあったマロトロ神殿に相談をしたことで事態が発覚。調査の結果、見つかった「暗闇」がラマイア鉱山の地下を中心に拡大した"奈落の魔域"の表面であることが判明しました。~ ~ ラマイア鉱山周辺において、"奈落の魔域"の発生を示すオーロラが観測された記録は確認されていません。このことから、PJ-082はケルディオン大陸においてごく初期に発生した"奈落の魔域"であり、地下に発生したために今日に至るまで発見されなかったものと推測されます。~ ~ PJ-082は一般に確認される"奈落の魔域"に比べ、魔神の出現が多数発生しています。これの対処およびPJ-082の調査のため、"奈落の壁"にある調査機関からルージュ博士がアルフレイム大陸から派遣されました。それに伴って、ラマイア鉱山都市にイーヴ神殿の設置が決定されました。~ PJ-082は一般に確認される"奈落の魔域"に比べ、魔神の出現が多数発生しています。これの対処およびPJ-082の調査のため、アルフレイム大陸の"奈落の壁"にある調査機関からルージュ博士が派遣されました。それに伴って、ラマイア鉱山都市にイーヴ神殿の設置が決定されました。~ ~ PJ-082の発見前のラマイア鉱山はマナタイト鉱石の一大産出地であり、早期の事態収束が望まれます。しかし、探索のためPJ-082内部に投入した調査員の帰還は現在まで確認されていません。~ ~ また、PJ-082から出現した魔神はマナタイト鉱石を所持している場合があります。これがPJ-082に飲み込まれた領域内に存在したはずのマナタイトなのか、内部において生成されたものなのかは判別できません。~