#author("2020-02-13T01:56:00+09:00","","") #author("2020-02-13T01:59:26+09:00","","") * 「錆びた夢の跡地」ルスト・ハイゼン [#udd38248] 魔動機文明時代にはラマイアという鉱山都市で、豊富にマナタイトを産出することで栄えていた場所でした。しかし、その鉱山に奈落の魔域が発生したことで機能を失い、凋落していくこととなります。また、この奈落の魔域はケルディオン大陸における最初の魔域とも言われています。~ 魔域の発生に際し、当時は陸続きであったアルフレイム大陸から盾神イーヴの城塞神殿が築かれ、以来ケルディオンにおけるイーヴ信仰の中心地になっています。その一方で、職を失い、街の外に行き先の無かった元鉱山労働者たちは盗賊ギルドを結成しており、ならず者の集まる街としても知られるようになります。~ 大破局の折には蛮族が流入し、一時は蛮族の方が支配的にもなりましたが、イーヴ神殿の尽力などによって現在では人族と蛮族が街を二分する形で自治を行うようになりました。各領域の間の行き来は自由ではありますが、境界線上では人蛮間の諍いが日常茶飯事です。しかし、それでも人族と蛮族が致命的な対立に至らず同じ街に共存し続けているのは、両者が共同で魔域という脅威への対応を行なっているためです。~ この街には偏屈な魔動機師がおり、死体を回収してはお金を取らない代わりに身体の一部を機械化した上で蘇生する、ということを行っています。この為、繰り返し改造手術を受けた人物が機械化された身体のアンデッドになってしまうことがあり、従来通りの対処が通じないことから度々問題視されています。 *** 関連項目 [#g3f737fb] - [[ラマイア鉱山の地下魔域]]