“雷竜”アドラ【フェンザードの強化人間兵】
- 知能
- 高い(自称)
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語、ドラゴン語
- 生息地
- 知名度/弱点値
- 13/20
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 16
- 移動速度
- 30
- 生命抵抗力
- 11 (18)
- 精神抵抗力
- 11 (18)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
武器(本体) | 12 (19) | 2d6+10 | 12 (19) | 9 | 86 | 65 |
ガードビット(ガードビット) | 10 (17) | 2d6+8 | 10 (17) | 10 | 110 | 0 |
ソードビット(ソードビット) | 13 (20) | 2d6+10 | 10 (17) | 8 | 57 | 0 |
ソードビット(ソードビット) | 13 (20) | 2d6+10 | 10 (17) | 8 | 57 | 0 |
- 部位数
- 4(頭部/胴体/翼×2)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●本体
[常]強化人間
精神効果に対する精神抵抗力に-2のペナルティを受けます。
[主]ボールライトニング/10(17)/生命抵抗力/半減
「射程/形状:2(30m)/貫通」で、「対象:任意の地点」に雷球を撃ちだし、
「2d+8」点の雷属性の魔法ダメージを与えます。
この能力は連続した手番には使えません。
●ガードビット
[宣]薙ぎ払いⅡ
5体まで同時攻撃 命中は一括、ダメージは個別 連続した手番に使用しない
[常]攻撃障害=不可・+4
[部位:本体]に適用
●ソードビット
[常]飛翔(偽)
[部位:ソードビット]のいずれかのHPが0以下になった場合、
すべての部位は、近接攻撃の命中力・回避力判定に-1のペナルティを受けます。
[常]オールレンジ攻撃
[部位:ソードビット]は、ソードビットでの攻撃を「射程/形状:1(10m)/射撃」として実行できます。
戦利品
- 自動
- 剣のかけら×9
解説
空間認識能力はビットの使用に不可欠ですが、本来人族が持ちえないこの能力を薬物などによって強制的に付与している関係で、精神変調のリスクが高くなりがちです。症例のひとつに自意識の変調――自分が何か強大な魔物であるという妄想――があり、変調が進むにつれて戦闘外においてもその魔物の生態をビットや魔法を用いて再現するようになります。特に多いのは練技を習得した者が自分を天使だと思い込むようになる症例であり、この自意識変調は(他の魔物化妄想も包括して)エンジェルダストと呼ばれるようになりました。
エンジェルダストは自分が強大であるという妄想のために制御が困難であり、また精神魔法による自意識の復元も今のところ不可能だとみられています。そのためエンジェルダストに至った強化人間はプロジェクトを放棄され、反抗的な地域に投下することになっています。多くはそこで甚大な被害をもたらした末、自傷的な死を迎えるか、十分弱った時点で他の強化人間により討伐されます。
アドラは強化人間に鉱才を持たせるテストケースの一人でした。彼は雷の鉱才に目覚め、ビットとアーツの同時制御でも良好な結果を残しています。しかし鉱才の影響なのか自意識の変調が特に速く、鉱才に目覚めて半年でエンジェルダストと診断されました。彼のドラゴンの自意識は高慢ではあるものの制御可能なものであったため、投下は保留され戦闘任務に限定した運用が続けられています。