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ナナコ【秘匿されしフェンザードの強化人間兵】
分類:人族
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感
- 反応
- 命令による
- 言語
- 交易共通語、魔動機文明語
- 生息地
- 命令による
- 知名度/弱点値
- 18/20
- 弱点
- 精神効果属性ダメージ+4点
- 先制値
- 24
- 移動速度
- 24
- 生命抵抗力
- 21 (28)
- 精神抵抗力
- 19 (26)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
なし | ― | ― | 16 (23) | 12 | 355 | 29 |
特殊能力
[常]Lv15++
このキャラクターは、平均的な15Lvの魔物と比して、極めて高いHPを保持しています。
[常]射撃適性(ターゲティング、鷹の目)
[常]テンタクル・システム(親)
自身の望む数の、周囲の「テンタクル・システム(子)」を持つキャラクターに支援を供与します。
[常]耦合
「射程:自身」「対象:全エリア(半径30m)/すべて」のキャラクターがHPにダメージを被るとき、その適用ダメージのうち「1」点を除く望む点数のダメージを自身への確定ダメージとして割り振ることができます。通常ナナコは、この能力を配下のTCDビットのためだけに用います。
解説
マスター・チャーチが軍団使役兵と共に水面下で開発していた、魔動機を操る強化人間兵です。表向きは凍結されていたプロジェクトですが、政治でさえトスハイム青金工房の知的好奇心を押し留めるには不十分だったのです。
“究極の強化人間”を目指すにあたって、五大将軍に匹敵する戦闘力が目標に掲げられましたが、それだけの能力を持つ強化人間に万が一反逆されてしまうと、それだけで国家が転覆しかねません。そのため、本人には戦闘能力を持たせない、従順な者を選び入念な暗示や記憶操作を行う、ビットと本体の連携を外部から遮断できるという制約のもとにテンタクル・システムは開発されました。
ナナコはその呼び名の通り最大7つのビット操作が可能であり、極めて強力な強化人間といえます。周囲で発生した傷を代わりに引き受ける才覚も、テンタクル・システムと高い親和性があるため、彼女を超える強化人間はしばらく現れないでしょう。にもかかわらず、彼女の精神状態は極めて安定しているようです(そのような被験体を選定したといえばそうですが)。それでも最近は好戦的な傾向を見せているため、診断の際は予断せず入念な観察を行うように。