水形の槍
基本取引価格:取引不能
- 知名度
- 24/??
- 形状
- 宿主の望むままの姿を取る実体なき武装
- カテゴリ
- ???
- 製作時期
- 不明
- 概要
- 今のところ、〈魔器〉〈スピア〉だったり〈魔器〉〈メイス〉だったりする武器。《双つ身の疾駆》に恩恵を与える
- 効果
-
[常]水形の武器
水形の槍は、戦闘準備または補助動作で下記の武器データのいずれか1つに変化することができます。これは武器の装備変更とみなされ(⇒Ⅰ-P152)、一度でも主動作を行うとその手番には行えません。
これらのデータには別個の呪印を刻むことができ、固有MPも個別に扱われます。ただし、呪印をあらかじめ刻んでおかなければならないことには変わりありません。
水形の槍は、その他の形状にも自由に変化させることができます。非装備状態で保持するのは、1Hで可能です。ただし、どのような形状に変化させても、この効果欄に書かれていない特殊効果や判定への修正は得られません。[常]双身螺旋突
この魔剣を装備している間、装備者が《双つ身の疾駆》を宣言して突破魔法を行使する際、宣言された魔法は「抵抗:必中」「C値:なし」になり、範囲内にいる任意のキャラクターを任意の数だけ選び、あらかじめ対象から除外することができます。
現在、この魔剣にはセルフィンによって〈魔器アクティベート+1〉(⇒PY-P38)が施されています。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 射程 備考 2H 26 -1 56 10 ―
〈魔器〉〈スピア〉SS AC5+1 2H 31 +1 61 12 ―
〈魔器〉〈メイス〉SS AC5+1
由来・逸話
形而下に実体を持たず、持ち主の認識を依拠に現実へ顕れ傷を残す魔剣です。相手に意識があれば、物理的な傷を残さず認識に直接「傷を付けられた」という事実を書き込むことも可能です。セルフィンの手に渡る前はアレクシアによって保管されていましたが、それ以前の来歴は不明であり、《唯我論の果て、神の誤算と5時73分の残骸》という名だけが伝わっています。
またこの魔剣は、所有者の精神に感応し、主に魔法の使用にまつわる恩恵をもたらします。現在の所有者セルフィンはこれを「この魔剣は担い手を選ぶだけでなく、選んだ担い手を自らを振るうに適するように育てているのでしょう」と考察しています。